2012年1月25日水曜日

映画「三丁目の夕日」を見た




正確には、


平日の昼ということもあってか、
客席の平均年齢が極めて高かった。
(-з-)

大したストーリーは無く、
ただ当時の人々の生き様だけが描かれている。

1964年は、
東京オリンピックが開催された年で、
私と同じ学年の多くが生まれた年でもある。

当時の日本人は、
決して豊かな生活はしていなかったが、
大まかに明るい未来を信じて
上を向いて歩いていた。

それを切に感じた。

この国の話だが、
たった半世紀足らずで、
人々の意識は大きく変わってしまった。

強欲になり、
リスクを負わずにリターンを得ようとする。

気に入らないことがあれば、
自分の問題とは考えずに
どこかの誰かに責任を転嫁する。

東京タワーが象徴する時代は、
言葉では表せない暖かさと優しさに包まれていた。

もう一度、
東京が焼け野原にならないと、
この国は再生しないのだろうか。

そんな気がしてしまった。



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