2014年5月15日木曜日

映画「相棒 劇場版 Ⅲ」を見る

映画を観たのは、
ブログの記録によると約1年ぶりらしい。
(^_^)

場所は、
近所のワーナー・マイカル・シネマズ浦和美園…
ではなく、
イオンシネマ浦和美園。

しばらくサボっている間に名称まで変わっていた。

作品は「相棒 劇場版 Ⅲ」である。

ちなみに、
私とカミサンはテレビ版「相棒」を贔屓にしている。

前にも書いたが、
私はTVギョーカイに就いている人間なので
ハッキリ言うが
テレビ局が作る映画には大きな期待をしていない。

今回の作品も
テレビドラマの特番くらいの感覚で観たほうがいいだろう。

ただし、
相棒の映画版は、
テレビでは表現し難いテーマに突っ込むことが多く、
今回もそうした傾向が強い。

だから、
テレビでの相棒だけが好きな人には向かないかも知れない。

実際に
巷の評判は良くないし、
客入りも悪く、
上映中に熟睡状態に陥り客席に取り残されている人もいた。

まぁ、
万人にウケるものなんて、そんなに簡単には作れない。

ある意味、
ハズレを経験することにも意味がある。

映画の細部についてケチをつける人たちがいるが、
どんな名作にも見落とされた部分はある。

そういう見方をするのは楽しくないはずだ。

大きいスクリーンと
再生能力の高いスピーカーの音で映画を嗜む。

わたしとしては、
そう有りたいと考えている。

どうしても
スタッフの側の目線になってしまう。w

テレビには
実に下らない制約が山ほどあり、
視聴率という数字に振り回される哀れな人たちが多い。

そんな状況があるから
普段は堂々と作れないものが生じてくる。

相棒の場合、
それを映画版で補足している。

そう考えれば納得できるかも知れない。

かなり脱線した感想になっているが、
たまには
ある程度の予算をかけて
何かを表現する作業は必要だと思った。

創造って、それくらいの価値がある。


個人的には面白かった映画としておこう。