2013年3月3日日曜日

1人別枠方式



何気なく「一票の格差」の記事を読んでいて、
ある言葉が気になった。

1人別枠方式

以前、私は報道番組にも関わっていたので、
漠然と見聞きした記憶はあるが、
正直、疎覚えの感は否めない。

小選挙区300議席を各都道府県に1議席ずつ配分したうえで、
残りを人口比例で割り振る。

調べてみたら、
ザックリこのようなことらしい。

そこで気づいた。

一票の格差の原因は1人別枠方式なのではないか。

この手の報道では「*増*減」という話が出てくるが、
そんな小手先だけの調整では問題は解決しない。

簡単に各都道府県というが…、

東京都 13,159,388人
鳥取県      588,667人

最も人口が多い東京都と最も人口が少ない鳥取県では
極端過ぎる差がある。

鳥取県の人口は東京都八王子市とほぼ同じで、
全国の28の市が鳥取県より人口が多い。

鳥取県は隣接する島根県と合併したとしても
神奈川県川崎市に人口で負けてしまう。

各都道府県に1人の別枠を設けるなら
人口50万人以上の市にも
新たな別枠を設けるべきではないだろうか。

人口50万人以上の市は全国に35あるので、
別枠は、47都道府県と35市で82枠。

これだけでも現状よりは明確に公平になる。

それほど難しい話では無いと思う。





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