2011年9月10日土曜日

アナログ終了でTV離れ

このニュース、
各メディアの伝え方が雑で
とても分かり難い印象が強かった。

一番適切だと思うのは、以下の記事だと思う。


[読売新聞]
アナログ放送終了とともにテレビを卒業――。
7月に東日本大震災の被災3県を除いて
テレビがデジタル化したことを受け、
NHKに対して放送受信契約の終了を求める連絡が
8月末までに約9万件寄せられたことがわかった。
NHKの松本正之会長が8日、
定例記者会見で明らかにした。
放送法上、
放送を受信できる設備を設置した者は、
NHKと放送受信契約を結ばなければならないが、
アナログ放送の終了で
アナログテレビはその機能を消失。
新たにデジタル受信機を設置しない限り、
契約を続ける必要がなくなる。
受信契約の終了連絡はこれに伴うもの。
デジタルテレビをその後購入するケースもあり、
実際の解約件数は9万件より少ないとみられるが、
相当数の人が、
アナログ放送終了をきっかけに
テレビ離れすることになりそうだ。

要するに、
国やNHKが「地デジ化」で祭りのような騒ぎを創出したものの
実際のところ、
もうテレビなんて要らないという人が予想外に多かった。

地上波のテレビ放送なんて、
一般の視聴者にとっては
彼らが考えているほど重要なものではない。

朽ち果てた「放送法」は、
ゼロベースで考え直す必要があると思う。

既存の「テレビ」以外でも
情報やエンターテインメントは楽しめる。

そういう時代に適したものに変化しないと、
時間の経過とともに
彼らは忘れ去られるだろう。

個人的には、
NHKは契約を希望する人だけを対象にした組織に変え、
規模を大幅に縮小すべきだと思う。

キー局だって、
日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京と
5社もあるけど、
全国規模の総合放送は3社か4社で十分だと思う。

秋からBSのチャンネルも増えるし、
今後は本格的なニュース専門局やスポーツ専門局が出来る。

テレビというよりビデオのサービスも充実していく。

何も変わらないことだけを求める者たちには、
そろそろ退散することが求められている。

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