2011年1月16日日曜日

今朝の「新報道2001」を見た

正確には、
生放送のフジテレビ「新報道2001」を見ながら
(リアルタイムで)
ツイッターを追いかけていた。

民主党の小沢一郎氏が生出演するということで
昨夜から注目していたが、
貴重な経験をすることが出来た。

最近、
小沢氏はインターネット系のメディアを活用していた。

いわゆる地上波では、
偏った報道が日常化し、
本人の発言が意図しない内容に改竄されてしまう。

これを嫌って
編集をしないメディアを好む傾向があった。

今回の番組では、
どのように小沢氏が扱われるのかがポイントだった。

なお、
この番組には #ozwan というハッシュタグが設定された。

番組を見ながらツイートし、
文末に #ozwan と付け加えれば、
同様につぶやいている人たちの意見が集約されていく。

また、
ここでの意見がリツイートされることで
関連情報が一気に広がっていく。

新しいメディアの使い方である。

さて、
番組の内容だが、
フジテレビの須田哲夫アナウンサーと平井文夫報道局専任局長が
いわゆる「聞き手」役で、小沢一郎氏が答えるというスタイルで、
脳科学者の茂木健一郎氏も同席。

当初からフジテレビの2人組が、
小沢氏を一方的に煽るものの、本人は落ち着いていて、
聞かれたことに論理的に答えていく。

日頃から「説明責任」という言葉が飛び交っているが、
小沢氏は、昔から聞かれたことには親切・丁寧に答える人で、
逃げたり、誤摩化したりするタイプではない。

今朝の放送で、
そうした人となりが正しく伝わったのではないだろうか。

一方で、
フジテレビの2人組は頻繁に暴走し、
その都度、
茂木氏の「小沢さんは顔が恐いから損をしている」という発言で
ニュートラルポジションに戻されていた。

こんなことが3度ほどあったと思う。

結論として、
放送時間が有効に使えず、
「もっと小沢氏の話が聞きたい」状況だったが、
彼のインタビューは唐突に終了し、
なぜか「特集」コーナーになってしまった。

万人の目に明らかだったのは、
須田アナウンサーの司会・進行がヘタクソ過ぎるということ、
平井報道局選任局長の能力が恥ずかしいほど低いということ、
小沢一郎氏がしっかりとした考えを持っていて、
それを分かりやすく説明することが出来ること。
それらが伝わった。

話をCMで寸断され、
不要なVTRで話の流れを変えられる。

地上波の「報道」では、物事が正しく伝えにくい。

ほとんど自爆テロのような番組だった。

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