2011年1月28日金曜日

大手マスコミの崩壊がはじまる

[朝日新聞]

民主党の小沢一郎元代表が27日、
フリー記者らが主催する記者会見に応じた。
インターネットで中継されたが、
大手新聞やテレビ局へ事前の案内はなかった。


記事の冒頭から突っ込ませていただくが、
記者クラブでは、
全国の「部外」の記者たちに
事前の案内を出しているのだろうか?


小沢氏は、
政治とカネの問題で批判を続ける
「既存メディア」への不信を募らせているようだ。

すでに批判の域を超えている。
事実に基づかない報道を毎日のように繰り返されたら、
普通、誰でも不信は募ると思う。

小沢さんを
自分自身に置き換えた時に
どう感じるかをイメージすれば、子供でも分かること。


司会を務めた上杉隆さんが
「記者クラブのような政局の質問は遠慮頂く」と
冒頭に宣言。
小沢氏の「政治とカネ」について
突っ込んだ質問は出なかった。


この会見に集まった記者たちは、
ワイドショー的な話題には興味がなかったのではないか。

そもそも何が問題で、何を聞く必要があるのか?


小沢氏は記者クラブでの会見について
「あまり意味がない。
いくら言っても説明しても、まったくわかってくれないし、
報道もしてくれない」と不満を示した。


この一言、
大手マスコミに対する死亡宣告だと思う。

ここまで信頼を失ったら、もうオシマイ。


小沢氏はネット番組出演の理由について
「真実の情報をスピーディーに、
ありのままに伝達してもらえる」と説明する。
発言が編集されないうえ、
特定のフリー記者が
小沢氏の政治とカネの問題に触れなかったり、
好意的だったりすることも影響しているとみられる。


ハッキリ言うが、
昨夜は記者クラブの会見より質が高かったと思う。

何より活気があった。

果てしなく編集を重ね、発言の趣旨を捩じ曲げてしまう。
そして、それを既成事実化し、
不都合な情報は、全部スルー。

こうしたと手法は、明らかに間違っている。

しかも、
一時的な情報は限られた大手マスコミだけに限定されている。

こうした歪みが
もう限界に達しているのだと思う。

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