ジョブズＣＥＯ 報酬１ドル

［日経新聞］

米アップルは７日、
スティーブ・ジョブズ最高経営責任者（ＣＥＯ）の報酬が
２０１０年も１ドルだったことを明らかにした。
ボーナスやストック・オプションもゼロで、
事実上のただ働きを続けている。
ジョブズ氏は経営不振に陥ったアップルに
ＣＥＯとして復帰した１９９７年に
自身の基本給を１ドルに設定。
経営回復後も踏襲してきた。
株式は約５５０万株を保有するが
１株も売却していないという。
ティモシー・クック最高執行責任者（ＣＯＯ）の
10年の報酬は５９００万ドルだった。




日本の新聞らしい中途半端な記事なので、
少し補足しておこう。
(^_^)

ジョブズは、ビル・ゲイツほどの欲の塊ではないが、
さすがに「ただ働き」という訳にはいかない。

彼は、自分が創立したアップルから（一旦）追放されるが、
その際にピクサーのＣＥＯに就任している。

ピクサーは、
映画「トイ・ストーリー」など
ディズニー作品のコンピューター・グラフィックを
担当する会社である。

同社は、後に７４億ドルで買収され、
ディズニーの完全子会社になっている。

ちなみに、
ジョブズはディズニーの個人筆頭株主（持ち株率、約７％）で、
アップル以外からも莫大な収入を得ている。

分かりやすく説明すると、
アップルは、スティーブ・ジョブズ無しでは機能しない。
むしろ、彼そのものと言える。

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