全日本プロレスのレフェリーとして活躍した
ジョー樋口(本名・樋口寛治)さんが
8日午前5時38分、肺腺がんのため死去した。
81歳。
所属するプロレスリング・ノアが同日、明らかにした。
通夜、告別式は遺族の意向により、
親族のみで執り行う。
樋口さんは横浜市出身。
柔道からプロレスに転じたが、1960年に引退。
その後レフェリーとして活躍し、
日本プロレスから
ジャイアント馬場さんが旗揚げした全日本プロレスに参加。
トップレフェリーとして、
堅実なレフェリングと派手なアクション、
乱闘に巻き込まれての失神シーンなどで
レスラーに劣らぬ人気を博した。
1997年にレフェリーを引退したが、
その後、三沢光晴さんらが旗揚げしたノアに移り、
監査役とGHCタイトル管理委員長をつとめていた。
日本のプロレスのエンターテインメント性を語る時、
ジョー樋口の存在を無視することは不可能だろう。
それほど重要な人物だったと思う。
来日する外国人レスラーにも
信頼が厚かったと聞く。
映像に映っているブルーザー・ブロディー、ジャンボ鶴田、
そして、ジョー樋口。
みんな天国に行ってしまった。
悲しいし、切ないね。
冥福を祈りたい。
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