2010年6月19日土曜日

支離滅裂な自称「サポーター」

昨日、都築の移籍報道があった際、
私は(勝手に)誤報と決めつけていた。

仮に、都築が万全なコンディションで
試合に出られる状況なら、
浦和でアピールを続けるべきだと考えたからだ。

しかし、
多くのサポーターはローカル新聞の記事だけで
何の疑いもなく、鵜呑みにしてしまう。

あれっ、都築を信じていないの…?

キョトンとしてしまった。

そして、
移籍情報がオフィシャルに掲載されると、
浦議などで毎度お馴染みの展開。

マスゴミの民主党バッシングのように
とにかくフィンケを無闇に糾弾する輩が続出するが、
浦和で選手の人事を握っているのは柱谷GMである。

ここでフィンケを責めるのは的外れだ。

都築だって
湘南からのオファーが無ければ、
普通に浦和に残っていたと思う。

選手が試合に出たいと考えるのは、当然のことだろう。

開幕前に
フィンケは(今季は)山岸が第1GKで、
その次は加藤・大谷、
昨季からコンディションの整わない状態が続いている都築は
4番目であることを当事者に明示したという。

昔から選手構成がデタラメなクラブなので、
事前に監督としての方針を伝え、
全員が納得したと聞いている。

フィンケが都築を干したという意見もあるが、
少なくとも(Jリーグ)第8節・磐田戦と第9節・清水戦、
都築はベンチに入っている。

これは今季のプライオリティーに反することで、
それが必ずしも絶対ではないことが分かる。

徒にフィンケ批判が続くことは、
これからのチームにとって極めてマイナスだと思う。

諸悪の根源は、
同じ世代で実力に大差ない2人のGKを在籍させていることで、
この状況を続けていると、後継のGKが育って来ない。

浦和は、この過ちを2回も経験したことになる。

でも、
この時期に成長の無いクラブに対する愚痴を言っても無意味だ。

私としては、
常にポジティブに物事を考えたい。


今朝は
高原が事実上の「戦力外」であることが明らかになった。

こうなると、
浦議のセンセイ方は狂喜乱舞である。

ネガティブの要素を見つけると、
なぜか急に元気がよくなる人たちには辟易する。

それにしても
浦和というクラブは、
様々な発表について「間の悪さ」だけは超一流だ。

プロの世界だから、
節目に戦力構想の見直しがあることは当然なのだが、
どうして都築の移籍発表の次の日なんだよ。
(-_-;)

私も気持ちが揺れていない訳ではない。

高原については、
ナビスコ杯の敗退が決定した時点でケジメをつけるべきだった。

彼に対しても
フィンケが干したという主張があるようだが、
高原は、今季(Jリーグ)12試合のうち8試合にベンチに入り、
4回の途中出場をしている。

浦和は、エジミウソンの1トップが基本で、
FWは、ほかに達也と高崎がいる。

今後、山田直と梅崎が復帰することを考えると、
原口とセルヒオをFWとして起用することも予想される。

そうなると、
高原の出場機会がW杯・中断期間前より増えることないと思う。

彼は31歳、
次のチームを見つけたほうが良い。

そういう結論は、間違ったものではないと私は考える。

スポーツ新聞は、
無責任に面白おかしく書くだけだけどね。

高原は、浦和のために献身的にプレーしてくれた。
しかし、
プロの世界は厳しい。

そういう場面を経験したことが無い人たちに言っても無駄だが、
本人も理解していると思う。

インターネットの時代には、
誰もが自由に意見を述べることが出来るけど、
ここで「サポーター」が
グダグダと空気を乱すことは賢明なことではない。

サポートするからサポーターなので、
クレームだけならクレーマーなんだよ。

WE ARE …が、
空しくなるようなことは慎むべきだと思う。

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