2015年6月11日木曜日

失業すると給料が半減する


ここまで様々な求人広告に目を通してきたが、
大まかに
失業して再就職をすると
給料が半減してしまう可能性がある。

これは私独特のブラックな例えではなく、切ない現実だ。

すべての業種に共通したものではなく、
一部の転職は不利にならないが、
終身雇用とか年功序列とか旧い発想に支配されている会社では
基本的に
損をさせられる危険が高いと考えておいたほうが無難だ。

私自身、過去に何度かの転職を経験しているが、
強気の姿勢が幸いして
これまでは一度も条件・待遇面のダウンを経験していない。

しかし、
時代は行き過ぎ、
そんなことを言っていられる余裕はなくなった。

特にテレビ業界は、
気がつくと土俵際まで追い込まれている状況で、
映像・音声技術はシステムのローコスト化が進み、
高度な技能も品質も求められていない。

昔でいうところの「小僧」で十分のようだ。

一番辛い時期を支えてきた世代なのに
すでに「用済み」ということになる。

もう、一般社会に移ろう … と一時は諦めの境地だった。

ところが、
自分の年齢で一般の求人を検索すると表情が強ばる。

大概の仕事は、私にとって「未経験」と認識される。

これまで勝ち取ってきたものが、次々に消えていく。

休日が減って、
働く時間が増えて、
月給は半分以下でボーナスなし。

愕然とする。

端から職を求める者の可能性を否定している会社なんて
その後が明るい訳がない。

思えば、
この国では働く者の基礎的な権利すら確立されていない。
発展途上国と大差はないのだ。

そうなると、
やっぱり慣れ親しんだ業界が良いような気がしてしまう。

気持ちがグルグルする。

今後、
何度も揺り戻しがあるような気がする。
(-з-)



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