2011年4月2日土曜日

テープがない! テレビ業界悲鳴

[産經新聞]

テープがない-。
東日本大震災で、
テレビ業界で圧倒的シェアを持つ
ソニーのデジタルテープ工場が被災し、
撮影などに必要なテープ不足に業界が悲鳴を上げている。
他社製品に注文が殺到しているものの、
安定供給は当面難く、
危機感が高まっている。
被災したのは、
ソニーケミカル&インフォメーションデバイスの
多賀城事業所(宮城県多賀城市)。
テレビ番組の撮影・編集などに使用される
「HDCAM」規格のデジタルテープの生産拠点で、
「業界でソニー製以外を見るのはまれで、シェアは7割」
(関係者)とも言われる。
しかし、津波で1階が浸水して操業が停止。
同社によると、復旧のめどはたっていない。

私は某CSチャンネルで働いているが、
すでにテープなどというものは使っていない。

社内の業務は
すべてファイル化/テープレス化されている。

記事にあるHDCAM規格のテープの実売価格は、
30分…3,300円
60分…5,100円
90分…7,600円

すでに年間数千本のコストがカットされている。

また、
これらを再生・録画するVTRは
1台300万円から1,000万円する。

地上波のテレビ局は裕福だから、
この程度の経費は微々たるものなのかも知れない。
(^_^)

…というか、
彼らは「進化」を拒否しているのだろうか。

私には、
フロッピーディスクが無いと騒いでいるに等しい光景だ。

0 件のコメント: