2011年12月22日木曜日

視聴率アップへ専門部署



地上波放送でいかに魅力的な番組を確保し、
オンタイムで見てもらうか。
フジテレビに
そんな戦略を専門に検討する部署が発足した。
編成制作局編成センターに置かれた
「メディアプロデュース部」。
他媒体との連携も積極的に進めていく構えだ。

> オンタイムで見てもらうか。

地上波の苦悩は、主にこの部分にある。

つまり、
CM収入に頼るという現在の経営スタイルを
いかに維持するか。

サバイバルのために、
専門の部署を作ったらしいが、
残念ながら
旧い発想のままでは
以前のような会社の規模を保つことは難しいだろう。

基本的に、
視聴者はCMを見たい訳ではない。

BS放送のチャンネルが大幅に増えたことで、
CMの宣伝効果は薄れる一方で、
単価は下がり続けるだろう。

そもそも
テレビでリアルタイムで見たいものは
ニュースやスポーツなどの速報性・同時性に価値がある番組で、
この分野では、
少しずつ「有料」のチャンネルが成長しつつある。

残りのものは、
視聴者が見たい時に見ることになり、
その際は、
当然のようにCMはスキップされる。

いずれにしても
従来型のテレビ・ビジネスは数年後には廃れることになる。

意外に時代の流れは速く、残酷に過ぎ去っていく。

【送料無料】テレビは余命7年
【送料無料】テレビは余命7年
価格:1,470円(税込、送料別)

0 件のコメント: