TBS系の長寿時代劇「水戸黄門」が
現在放送中の第43部で終了することが
15日、関係者の話で分かった。
近年の視聴率の低迷が原因とみられる。
水戸黄門は69年8月に放送を開始し、
通算1200回以上。
「先の副将軍」と呼ばれた水戸黄門が
助さん、格さんを従えて
日本全国を漫遊するストーリーで人気を博した。
79年2月5日(第9部)には
史上最高の視聴率43・7%をマークし、
その後も平均視聴率30%前後を長く記録した。
しかし、近年は平均視聴率が低迷。
水戸黄門役は
初代の東野英治郎さんから西村晃さん、
佐野浅夫さん、石坂浩二さんが務め、
現在の里見浩太朗さんで5代目。
昨年には24年間出演してきた由美かおるさんが
「引退」したことでも話題を呼んだ。
私はテレビのギョーカイに就く者だが、
水戸黄門は、不滅のコンテンツだと思っている。
一定の期間をおいて、
おそらく他局がシリーズを復活させるのではないだろうか。
分かりやすい話、
TBSの見せ方が下手なだけで
時代に合わせたアレンジすれば、
まだまだ継続は可能だと思う。
里見浩太朗が黄門様にスライドしたことで
すっかりドラマが硬直化してしまった。
東野英治郎・西村晃の頃は、
適度な遊びの要素があったのが面白かった。
仮に私がプロデューサーなら、
次の水戸黄門には、高田純次を起用するね。
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