余裕を持って日帰りが出来るため、
本当は宿泊をする必要が無い。
しかし、
多くのサポーターが現地に泊まり、
いつも同様に飲み食いをし、土産を勝って帰った。
我々にとっては
敵地に金を落として行くことは一種の仁義であり、
いつものことではあるが、
今年に限っては幾分かの上乗せがあったと思う。
被災した土地には
義援金や支援の物資が届いているとは思うが、
それだけではいけない。
地元の経済を止めないアシストが必要だ。
我々の財布の中味は微々たるものだか、
寄せ集めれば多少の役には立つだろう。
そんな訳で、
私たち夫婦は2泊3日の仙台の旅を組んだ。
1泊目は、完全なサポート最優先で試合前日に現地に入った。
いわゆる「前乗り」である。
翌朝は早々にスタジアム入りするため、
交通の便が良い仙台駅に近いビジネスホテルを選んだ。
2泊目は、試合後に秋保温泉に移動。
寛永2年(1625年)創業の 岩沼屋 に泊まった。
秋保を訪れるのは初めてだったが、
とても静かで良いロケーションである。
ゴール裏の喧騒を完全に忘れられる。
(^_^)
チェックインの際、
細かく身長に合わせた浴衣が用意されていて、
180センチを超えた人でも着られると勧められたが、
私の場合、
縦ではなく横のサイズの関係で、
この20年間、
ホテルの浴衣を着られたことがないので、辞退した。
(^_^;)
ホテルは上品で落ち着いた雰囲気、
多少、私とカミサンにはミスマッチだが、
部屋も広く、
景色も素晴らしい。
寛いだ時間を過ごすことが出来た。
やっぱり温泉はいいねぇ。
体中に古傷を持つ身としては、
このまま1ヶ月くらい居座りたい気分になってくる。
食事は、
被災による影響もあり、
このホテルの本来のものではないとは思うが、
口の悪い私でも「上手い」としか言えない内容だった。
夕食の際に飲んだ純米冷酒「秋保詩編」が気に入り、
土産として
2人の義弟に買って行こうと思ったが、
なんと買い忘れるという大失態。
土産は、東北の別の銘柄に替えさせてもらった。
次に、
いつ行くことが出来るか、
それはベガルタ仙台とJリーグの日程次第だが、
もう一度、足を運びたいと思う。
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