2011年5月5日木曜日

理想の勤務時間

震災の直後の話だが、
私の会社では、
交通機関の混乱を考慮して一時的に勤務時間を短縮した。

通常は、09:30-18:00 が基本だが、
非常時ということで、
数日間、11:00-16:00 に変更した。

たったの5時間では「仕事にならない」と思ったが、
事務的な仕事だけなら意外に片付いてしまう。

そもそも「週40時間」という法廷労働時間が、
いつ頃決まったものなのかは定かでないが、
例えば、
私が社会人になった26年前と比較すると、
いわゆる事務処理は飛躍的に効率が上がっている。

携帯電話もコンピューターもインターネットも無かった時代。

今から振り返っても
恐ろしく原始的な仕事ぶりだったと思う。

あの時代に40時間で処理していた「事務」は、
現在の事務機器を使えば、
おそらく半分以下で済んでしまうのではないか。

私の専門分野である音声技術は、
「事務」を大きく上回る勢いで作業効率が向上、
かつては毎週のようにしていた「徹夜」も激減している。

実のところ、
スケジュール上、
どうしても出来てしまうスタジオの空き時間を
無駄に感じていたりもする。

そう考えると、
1日8時間(週40時間)は、過剰な設定なのではないか。

誰にも
会社で何もしていない時間があるはず。

それを省いてしまうことは出来ないか。

個人的には、
1日1時間ずつ減らして、週35時間制に移行しても
大きな影響は無いような気がする。

選択肢として、
あえて週休2日制に拘らず、
平日は6時間働き、
土曜日か日曜日に5時間働くということも可能だ。

労働時間を短くすることで、
集中力を高めれば、
良い仕事ができると考えるのは私だけだろうか。

また、
労働に柔軟性を持たせると、
たった1時間の差でも
生活にゆとりが出来るような気がする。

仕事を1時間早く終われる。

この効果は、意外に大きいと思う。

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