2012年12月11日火曜日

国民審査について



今度の日曜日は衆議院の選挙の投票日だが、
同時に国民審査も行われる。

この国民審査とは、
最高裁の裁判官を罷免するか否かを審査する制度である。

面倒臭いことを理由に白紙のまま投函してしまう人が多いが、
白紙は、なぜか「信任」として扱われてしまう。

罷免を希望する場合は、
しっかりと「 × 」を書かなければならない。

ちなみに「 × 」以外を書くと無効になってしまう。

極めておかしな制度である。

私としては、
一般の選挙と同様に
信任する裁判官の氏名をしっかりと記入する形式に
直すべきだと思うが、そうはなりそうもない。

そこまでして守りたい最高裁の裁判官って何なのか。

私はずっと疑問に思っているので
これまでの国民審査では
全員に対して「 × 」を書き続けている。

ふざけている訳ではない。

今回の審査対象の裁判官も高齢者ばかりで、
一番若い人でも63歳。

こうした構成で偏りのない正しい判断が出来るとは
私には思えない。

高齢者が悪いというつもりがないが、
50代・40代の人を中心に構成したほうが
世の中の現実が反映されると考えている。

何の根拠もなく信任してしまうのは
国民として正しい姿勢ではないと思う。


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