2013年5月7日火曜日

国民栄誉賞について




あえてタイミングを外して書くが、
私の中で「国民栄誉賞」が安直なものに成り下がった。

例の「アベノリスク」ってヤツかな。

私の父は、世代的な長嶋茂雄信者であり、
私自身にとってもミスターは神に近い存在である。

なぜ、今なのか?

年老いて身体が自由ではないヒーローを
あえて晒すことに合点が行かない。

長嶋と松井を同じ賞で括ることにも抵抗を感じる。

そして、
表彰式がプロ野球の公式戦の試合前というのも如何なものか。

さらに
あの始球式は理解に苦しむ。

松井が投手で長嶋が打者、
捕手は原で、主審が安倍晋三。

みんながジャイアンツのユニフォームを着ている馬鹿馬鹿しさ。

自民党と読売の体質が見事に表現されてしまった。

松井に国民栄誉賞がプレゼントされたことで、
今後は
総理の気まぐれで誰にでも簡単に乱発できる。

かつて「立ちションもでけへんようになる」と言って
受賞を辞退した盗塁王の福本豊が、
私には極めて立派な人物に映る。


0 件のコメント: