2013年1月14日月曜日

終電間際、山手線が止まる




金曜日の夜、
仕事仲間との飲み会があった。

盛り上がったことで時間が遅くなり、
私が店を出た時点で
すでに地元の東川口には帰れない状況だったが、
南浦和か赤羽岩淵には辿り着きたいと考えていた。

ところが、
渋谷駅は改札口の段階で大混雑。
なかなか山手線のホームまで進めない。

どうにか朝のラッシュ並みの電車に乗り込むと、
乗れなかった人たちが車両から離れてくれないため、
発車できない。

原宿、代々木でも乗り降りに時間がかかった。

新宿では、降りる人のほうが多く、車内に隙間ができた。

ホッとしたが、
発車して数秒後に急ブレーキ。

緊急停止信号らしい。

私の乗った電車は完全にホームから出ていない位置でストップ。

そのまま数分、
車内アナウンスもないまま放置され、
その後、徐行して駅から離れた位置まで移動。

目白駅で「お客様がホームに転落」したとの説明があった。

アンラッキーなことに新宿駅から出てしまったので、
他のルートにチャレンジする術はない。

事実上の監禁状態のまま
埼京線の最終電車が池袋駅を発車する時間が過ぎた。

赤羽に行けない。
(-_-)

監禁状態は、約20分続いた。

この間に京浜東北線の運行も終了。

おそらく山手線に乗ったままの人は、
例外なく乗り継ぎの手段を失ったと思う。

2013年の大都市・東京での現実…。

政治の貧困さを痛感した。

結局、
山手線は運転を再開したが、
それより先の交通手段がタクシーしかない。

私は、
タクシー乗り場が混雑することが必至の池袋駅を回避し、
駒込駅まで移動した。

そして、
自宅のカミサンに連絡をして
途中まで迎えにきてもらうことにした。

駒込駅からは待ち時間もなくタクシーに乗れた。

そこから赤羽岩淵まで向かい、
カミサンのクルマと合流した。

駒込から赤羽岩淵までのタクシー代は2780円。

自宅まで向かったら7000円を超えるだろう。

実に馬鹿馬鹿しい出費だ。

始発の時間まで飲み続けたほうが経済的だが、
独りぼっちは苦手である。

カミサンには申し訳ないが、
これが妥当な選択だったと思う。

常識的に考えて、
都市の鉄道は24時間運行をすべきだと思う。

必要なインフラ整備をなぜ怠るのか、まったく理解に苦しむ。

こうしたことがあると、
私は確実に「不満」を抱き、率直に「文句」を言う。

しかし、
みんなは黙って我慢してしまう。

だから何も変らない。

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