2012年5月8日火曜日

映画「テルマエ・ロマエ」を見た




昨日、
久し振りに映画を見た。

カミサンと「今年は月に1本くらい映画を見よう」と
話をしていたが、
今回で3本目になる。
(^_^ゞ

偶然、すべてが邦画だったりするが、
別に洋画が嫌いな訳ではない。
むしろ私の中では日本の映画に対する評価は
あまり高くはない。

しかし、
最近は気になる作品を見るようにしているので、
状況が少し変りつつあるのかも知れない。

映画「テルマエ・ロマエ」は、
原作のある作品の映画化だが、
古代ローマ人の役を顔の濃い日本人の役者が演じているところが
ユニークである。

ちなみに、
テルマエとは、大衆浴場のことである。

内容としては、
ハドリアヌス帝(市村正親)時代の古代ローマから
なぜか現代の日本にタイムスリップした
行き詰まり感のあるテルマエ技師・ルシウス(阿部寛)が、
平たい顔族(日本)の風呂文化に驚き、
それを古代ローマで再現し、評価され、
何度か古代ローマと現代日本を行き来しているうちに
皇帝にまで認められてしまうという展開。

細かいストーリー仕立てより、
何でもアリの超マンガ的な演出が面白かった。

日本の映画は、
こういう荒唐無稽でボーダレスな領域に達すると
急激に輝いてくるから不思議だ。

阿部寛という役者も
普通の役の時は、あまりパッとしないが、
コメディーなタッチになると存在感がます。

満足感のある作品だったと思う。


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